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母の願い届いた 山口・不明男児発見、座り込み「ぼく、ここ」 飴食べ返事、元気な姿に住民安堵

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藤本理稀ちゃんの発見現場付近に向かう捜査員ら=15日午前、山口県周防大島町
藤本理稀ちゃんの発見現場付近に向かう捜査員ら=15日午前、山口県周防大島町

 「ぼく、ここ」。樹木で覆われた山中の沢の近くに座り込んでいた男児は、捜索していた男性にこう告げ、渡されたあめをぼりぼりとかみくだいて食べた。山口県周防大島町で15日、帰省中に行方不明になっていた藤本理稀ちゃん(2)が3日ぶりに見つかった。警察や地元消防の捜索を手伝っていた地元住民からは「無事でいて、というお母さんの願いが届いた」と安堵や喜びの声が上がった。

 理稀ちゃんが見つかったのは15日午前6時半ごろ。14日から捜索のボランティアに来ていた70代男性の呼び掛けに、「おじちゃん」と応答。渡したあめをしっかり食べる姿に、男性は「大丈夫だ」と安心したという。

 小雨が降ったりやんだりする中、発見現場の山中につながる道には規制線が引かれ、パトカーが数台止まっていた。

▼山口県で不明の男児、無事発見 捜索ボランティア男性と一緒

 理稀ちゃんは12日午前、曽祖父宅から家族と400メートル先の海岸に向かう途中、1人で引き返し行方不明に。県警などは連日、100人規模の態勢で捜索。「よっちゃーん、早く出てきて」。14日午後には、無事を祈る母親の美緒さん(37)が公共用スピーカーで何度も呼び掛けた。放送を聞いていた近所の農業小村忠士さん(79)は「憔悴しきったような声だった。お母さんの願いが届いた」とほっとした様子だった。

 6歳と3歳の子どもを連れ、現場近くの実家に帰省中の広島市の自営業男性(39)は「無事に見つかって本当に良かった。私も年の近い子どもがいるので、人ごとではないと感じていた」と話した。

藤本理稀ちゃんの発見現場付近に向かう捜査員ら=15日午前、山口県周防大島町
藤本理稀ちゃんの発見現場付近に向かう捜査員ら=15日午前、山口県周防大島町
藤本理稀ちゃんが見つかった現場付近に集まった報道陣=15日午前9時7分、山口県周防大島町
藤本理稀ちゃんが見つかった現場付近に集まった報道陣=15日午前9時7分、山口県周防大島町

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