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【関西の議論】生誕1350年、カリスマ僧侶・行基 民衆の信頼を集めた「行動する宗教者」

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 西大寺清浄院住職で種智院大教授の佐伯俊源氏は、行基が仏(如来)になる前の存在である「菩薩」と呼ばれたことに着目し、「菩薩は他者を悟りに導き、自らは最後に悟る人」と解説。「行基は常に火事場にいて、この世で苦しんでいる人を救済した。そうした菩薩の仏教をこの南都で受け継がねば」と語った。

 民衆に寄り添った「行動する宗教者」の遺志は、鎌倉時代に西大寺(奈良市)を中興した叡尊(えいそん)やハンセン病患者を救済した忍性(にんしょう)らによって受け継がれた。現代も多くの人の心を捉え、10月20日には奈良公園で「行基さん大感謝祭」と銘打ったイベントが開催される予定。その姿に手を合わせる人は、千数百年の時を経ても絶えることはない。

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