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【関西の力】リバーレース(1)ハリウッド女優も愛する「女王のレース」 2万本の糸織りなす優美な柄

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リバーレースができるまで
リバーレースができるまで

 一郎氏はさっそくリバーレースを学ぶため英国へ留学。リバー機を英から1台購入し、帰国後、栄レースを起こした。今では中国やタイの工場を含め従業員約700人の中堅メーカーだ。

 同社では現在も、一郎氏が導入した50~100年前のアンティークもののリバー機が稼働。不況などで閉鎖した会社から買い取り、世界で200台も満たないなかで87台を保有し、シェアも世界トップになった。

 ただ、大量生産が可能で比較的安価なラッセルレースの普及で、世界的に生産は減少。リバー機も製造されなくなり、丹念にメンテナンスをして使っている。

 「大きな会社なら、設備投資によっていくらでも最新の機械が導入できる。ただ、いくらよい機械でも、このリバー機が織るレースほど美しいものはない」。澤村社長は力を込める。

全販売量の6割が海外 最大の武器「これで世界に勝負するしかない」

 近年、東京一極集中が進み、大阪を拠点とした製薬会社など多くが首都圏へ流れるなか、ワコールやグンゼなどの下着のほか、靴下メーカーは関西にとどまる傾向があるという。

 「どういうわけか、肌に直接身につけるものを扱う会社は関西に残っているんですよ」と澤村社長。全販売量の6割が海外という同社にとって、「東京も大阪も変わらない」とも話す。創業以来、繊維の街・関西に根を張るメーカー間で築かれたネットワークこそ最大の武器、との信念だ。

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