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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】“死のロード”もはや死語 鳥谷は「8億円」の真価発揮を

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 思い出してください。今年の6月に行われた阪急阪神HDの株主総会をー。阪神球団としては過去最高益を記録した、と発表されていました。主な要因としてシーズンの好調な観客動員とCSファーストステージの開催権を得たこと、そして鳥谷の2000安打達成によるグッズ販売が好調だったことが挙げられましたね。つまりCSの開催権を得ることは阪神球団の金庫を潤すことに直結するわけです。

 すべてカネじゃあない…と言いますが、年俸4億円を支払い続ける球団とすれば、立場や心情は察するが、そろそろチームに貢献してよ!! と言いたくなるのも理解できるでしょう。

 そして、鳥谷にとって残り51試合で貢献することは自身の来季のプレーにつながります。どうせ来季も契約期間だから、今更働いても働かなくても同じじゃないか? そういう見方をする人もいるでしょうが、本当にそうでしょうか。今季がこのままの不振に終わってしまった時、来季に向かう鳥谷に刺さる周囲の視線は極めて厳しいでしょう。契約だから仕方ないにしても、「給料ドロボー」の汚名を着せられる心配さえあります。

 阪神では過去に長期契約の残り1年を返上して引退した選手がいます。2012年に引退した城島健司捕手です。マリナーズを退団した2009年オフ、国内複数球団の争奪戦の末に4年契約、推定年俸4億円で阪神と契約。しかし、契約初年度は活躍したものの、2年目以降は度重なる故障で満足に働けず、3年目が終わった12年限りで引退しました。その時、城島は一軍での引退試合も辞退し、残り1年の年俸4億円を球団に返上しているのです。

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