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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】“死のロード”もはや死語 鳥谷は「8億円」の真価発揮を

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
“死のロード”もはや死語 鳥谷は「8億円」の真価発揮を

巨人戦で安打を放った鳥谷敬=東京ドーム(撮影・山田喜貴) 巨人戦で安打を放った鳥谷敬=東京ドーム(撮影・山田喜貴)

 いまさら鳥谷? そう思うかもしれません。しかし、考えても見てください。鳥谷の今季の年俸は4億円です。これは12球団の野手で最高俸ですよ。今季の成績は85試合に出場し、153打数33安打、本塁打0、打点14です。打率・216ですね。4億円のプレーヤーがこの数字なのです。

 確かに同情? すべき点はありますね。昨季は遊撃から三塁にコンバートされ、それでも奮起して143試合に出場し打率・293、本塁打4本、打点41でゴールデングラブ賞を受賞しましたね。それでも今季は春季キャンプの段階で金本監督から二塁転向を言い渡されました。「大山を使いたい」という理由でチーム生え抜きの大功労者が再度のコンバート。これには阪神OBら関係者も「監督は心がない」と憤慨していました。

 二塁のポジションでは上本や糸原らと競り合う形になりましたが、出場機会はどんどん減り、5月29日のソフトバンク戦(甲子園)では連続試合出場も途切れました。

 試合に出続けることで調子を上げていくタイプ…。代打や守備要員では本来の力は出せない…という声が聞こえてきますね。阪神球団の周囲はかなり同情的です。

 しかし、本当に同情だけで話は済みますかね。立場や精神的な部分を理解はしますが、それでもプロ野球選手として2015年から球団と締結した5年契約、年俸4億円という金額は極めて重いはずです。今季も年俸4億円、そして契約最終年の来季も4億円。しめて8億円の値打ちを示すのは残り51試合での活躍ではないでしょうか。

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