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【瀬戸内家族】インドを旅して20年 多様な風景・価値観に驚きと感動 写真家・小池英文

インドの街角のチャイ屋で
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 夏休みを迎え、このコーナーも少し趣向を変えてお届けしてみようと思う。題して「瀬戸内家族インド篇」。数年前に子供らを連れてインドを旅した時のものだ。

 ぼくがインドを旅するようになって早いもので二十年以上が過ぎた。日本とは違う価値観や自然風土に魅せられて、これまで数々の写真や記事を発表してきた。また妻と出会ったのもインドなら、二人で結婚式を挙げたのも南インドの小さな集落だった。このようにわが家とも何かと縁が深いインド。子供らがそこに足を踏み入れたのも、きっと必然だったのだろう。

 写真はコルカタのチャイ屋で撮った一枚になる。はじめは道往く牛に声を上げ、裸で遊ぶ子供らに目を丸くしていた彼らも、カレーを素手で頬張り、チャイを飲んでひと息つくことを見よう見まねですぐに覚えた。インドは好き嫌いがはっきり分かれる国だといわれるが、未知なる世界に臆せず溶け込んでゆく姿は見ていて頼もしいものだった。

 学校では教えてくれない多様な文化が世界には広がっている。インドはその最たる国だろう。

 それを体験することで、まだ小さく柔らかな心の地図を少しでも広げてもらいたいものだ。

 こいけ・ひでふみ 写真家。東京生まれ。米国の高校卒業後、インドや瀬戸内などの作品を発表。今年1月、写真集「瀬戸内家族」(冬青社)を出版。ウエブサイトはhttp://www.koike.asia/

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