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最後の夏を、最恐の夏に 滋賀・日野町で手作りお化け屋敷が閉幕へ

最終回を迎える「わたむきお化け屋敷」を準備するスタッフ=10日、滋賀県日野町
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 滋賀県日野町松尾の「わたむきホール虹」の職員らが手作りで毎夏企画している「わたむきお化け屋敷」が11、12日に開かれ、10年の歴史に幕を閉じる。町おこしも兼ねて始まったイベントは今や2日間で約1500人が訪れ、そのクオリティーの高さからファンの間で「関西最恐」とも称される名物行事に。「この10年で最高の出来を」。最終回に向け、スタッフは意気込む。

 お化け屋敷を始めたきっかけは平成21年、同ホールで行われたタレントの稲川淳二さんの怪談会。一緒にお化け屋敷も楽しんでもらおうと、ホール職員が設営した。1回限りの予定だったが、思いがけず反響を呼んだことから翌年以降も開催することになった。

 人気の秘密はそのクオリティーにある。同ホールで舞台演出を担う職員が、照明や音響を手がける。効果的な照明や音響の演出のほか、限られた空間のなかで遠近法を取り入れ、奥行きを深く見せるなど細部に工夫を凝らす。

 「町おこしにつなげたいとの思いもあった」。同ホール職員の向井美和さん(47)は話す。お化け屋敷は向井さんら職員6人で企画、設営。いかに低予算でつくりあげるかがポイントだ。パネルや小道具などはほとんどが手作り。お化け役は、同町連合青年会の会員が務める。今年は、町立日野中学校の美術部生徒らもセットを手がけるなど、町ぐるみでの取り組みに成長した。

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