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島根原発3号機、規制委審査申請 新規稼働へ工事ほぼ終了 運転開始時期は見通せず

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島根原発3号機、規制委審査申請 新規稼働へ工事ほぼ終了 運転開始時期は見通せず

 中国電力は10日、建設中の島根原発3号機(松江市)の新規稼働に向け、原子力規制委員会に審査を申請した。平成23年の東京電力福島第1原発事故当時に建設中だった原発が審査を申請するのは、電源開発大間原発(青森県)に続き2例目。

 島根3号機を巡っては、9日に島根県の溝口善兵衛知事が、審査申請を了解すると中国電に伝えた。既に松江市も容認しており、必要な「立地自治体の事前了解」が出そろい、中国電は申請を10日にすると表明していた。

 島根3号機は、出力が国内最大級の137万3千キロワット。中国電によると、18年に本工事を始め、9割以上を終えていたが、震災と原発事故の影響で運転開始の見通しが立たなくなった。25年に事故を踏まえた原発の新規制基準が施行され、地震や津波、炉心損傷事故への対策強化を求められた。

 中国電は島根2号機の再稼働を目指し、先行して25年に審査を申請。今年2月、審査で難関とされる基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)が最大加速度820ガルで了承された。

 この揺れは3号機の耐震設計にも応用され、審査で新たに地震動を決める必要がないとみられる。中国電は現時点で、3号機の安全対策工事を来年9月までに完了させるとしている。

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