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大阪府警汚職 贈賄OB複数警官に接触、情報漏洩働きかけか 起訴の巡査長「先輩の誘い断れず」

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 その後、キタで風俗店の営業許可申請の代行をしていた行政書士事務所に自ら経歴を売り込み、28年1月から勤務。事務所側から捜査情報の入手を期待され、篠原、小野両被告を接待するようになった。

 他にも複数の現職警官に接触を図っていたという阿田被告。不祥事による退職や再就職の経緯から、府警内部でも「阿田には気をつけろ」といわれていたさなかでの今回の事件だった。

◇   ◇

 警察OBが絡む情報漏洩事件は後を絶たない。26年には愛知県警の警部補が、OBに暴力団関係者の捜査情報を漏らしたとして地方公務員法違反容疑で書類送検された。警部補は「仕事を教えてくれた恩人で、違法と知りながら話してしまった」と供述したという。

 大阪府警のある幹部は「そもそも警察の許認可に絡む業界に再就職すべきではない」というが、退職後の身の振り方まで制約することはできない。

 今回の汚職事件を受け、府警は利害関係のある企業に再就職したOBとの付き合いに注意するよう全職員に通達を出したが、別の幹部は「警察は上下関係が厳しく、現職とOBのつながりも強い。たとえOBであっても、利害関係者であれば接触を禁じるなど、明確な取り決めが必要かもしれない」と語った。

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