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大阪府警汚職 贈賄OB複数警官に接触、情報漏洩働きかけか 起訴の巡査長「先輩の誘い断れず」

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大阪府警汚職 贈賄OB複数警官に接触、情報漏洩働きかけか 起訴の巡査長「先輩の誘い断れず」

曽根崎署生活安全課での勤務歴 曽根崎署生活安全課での勤務歴

 府警の山田吉之監察室長は、「警察に対する信用を著しく失墜した事案で、厳正に処分した。再発防止に努めたい」とコメントした。

「先輩の誘い、断れず」上下関係の束縛、退職後も

 「先輩として慕い、誘いを断れなかった」

 「まさか(捜査情報を)他言することはないと考えていた」

 大阪府警を9日付で懲戒免職となった篠原渉、小野勇気の両被告。これまでの府警の調べに対し、職場の先輩だった府警OB、阿田裕俊被告に風俗店に関する捜査情報を漏らした理由をこう説明した。

 3人の接点は大阪・キタの繁華街を管轄する府警曽根崎署。ここで平成26年10月から27年3月まで、違法風俗の摘発にあたる生活安全課に共に在籍していた。年齢は阿田被告が一番若いが、同課へは最も早い23年3月に配属され、ほかの2人の「先輩格」だったという。

 府警関係者によると、阿田被告は押しが強く、後輩の面倒見の良いタイプ。一方、篠原被告はおとなしい性格で、取り調べでもなかなか容疑者の供述を引き出せなかった。2人と勤務経験がある捜査員は「いろいろと教えてもらった阿田被告に恩義を感じていたのではないか」と話す。

◇   ◇

 捜査能力にも定評があった阿田被告だが、スナック経営の女性に「営業許可取ってないやろ。手入れ(捜索)入るで」「俺と一緒におったら大丈夫や」などと言い、公務員職権乱用罪などで告訴(後に不起訴)され、27年11月に減給の懲戒処分を受けて府警を退職していた。

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