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ぼやき、イラスト…江戸~明治の「信者の落書き」を観光資源に 滋賀・長浜の「らくがき寺」妙立寺

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ぼやき、イラスト…江戸~明治の「信者の落書き」を観光資源に 滋賀・長浜の「らくがき寺」妙立寺

 他の日蓮宗の寺でも同様の落書きがあったとされるが、保存されている例は珍しいという。身延山大学仏教学部長の望月真澄教授(60)は「これほど大きな落書きが残る寺は他にはない。生きた信仰の足跡がわかる貴重な仏教民俗資料だ」と話す。

 落書きは原則公開していなかったが、長浜観光ボランタリーガイド協会が数年前に行った観光案内の際に立ち寄ったところ好評。正式な観光コースに取り入れようと寺側と協議していた。小屋は物置として使われていたが、室内を整理するなどし、今月からコースに取り入れた。

 8日のウオーキングツアーに訪れた野洲市小篠原の男性(70)は「初めて見た。面白い落書きで、よく残ったものだ」と驚いていた。

 大西住職は「思い思いに書かれた落書きの歴史を見てもらえたら」と話す。当面、同協会のツアー予定はないが、予約制で個別に公開するという。問い合わせは同寺(電)0749・50・3256。

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