PR

産経WEST 産経WEST

【関西の力】ハイテク素材(5)肌着が情報端末に 繊維メーカーが挑んだ「本人も分からない体調の異変検出法」

Messenger
競走馬の胴体に巻き付けて使う東洋紡のウエアラブル端末
競走馬の胴体に巻き付けて使う東洋紡のウエアラブル端末

低迷に直面した繊維業界が挑む「強さの追究」

 明治15(1882)年に渋沢栄一らが設立した大阪紡績(現東洋紡)に始まり、尼崎紡績(現ユニチカ)、東洋レーヨン(現東レ)など関西に集積した繊維メーカーは、日本の工業化と高度成長を牽引(けんいん)した。

 その後、新興国の追い上げを受けて「構造不況業種」とされるほどの低迷を経て「繊維の原点に立ち戻って強みを見つめ直した。強みを突き詰め独自の価値を生み出すことに成功している」と松井隆幸・富山大教授(日本産業論)は指摘する。航空機からIT、釣り糸まで幅広い分野の技術革新を支えるのは、強くしなやかな繊維の力だ。

=この項、おわり

(平成28年12月17日夕刊1面掲載 年齢や肩書き、呼称は当時)

 伝統、文化、医学、農業、エンターテインメント、スポーツ…。関西には世界に誇れる魅力あるコンテンツがあふれている。現状の停滞を打破し、突破できる「力」とは何か。この連載では、さまざまなジャンル、切り口で「関西の力」を探る。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ