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【夏の甲子園】創志の2年生エース西「野球人生で一番いい投球」 センバツ8強から16奪三振

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【夏の甲子園】
創志の2年生エース西「野球人生で一番いい投球」 センバツ8強から16奪三振

鮮烈な快投劇をやってのけた創志学園(岡山)先発の西投手=甲子園球場(水島啓輔撮影) 鮮烈な快投劇をやってのけた創志学園(岡山)先発の西投手=甲子園球場(水島啓輔撮影)

 創志学園の2年生エース西が、鮮烈な快投劇をやってのけた。昨秋の明治神宮大会で準優勝し、今春の選抜大会では8強入りした創成館から毎回の16三振を奪って完封。チームを夏の甲子園初勝利に導いた。

 バランスの良い投球フォームから力強く腕を振り、140キロ台後半の直球とスライダーのほか、時々スローカーブも織り交ぜて打者を圧倒。「今日の投球は100点。今までの野球人生の中で一番いい投球ができた」と自画自賛した。

 中学3年だった一昨年の夏、最速154キロ右腕として注目された高田萌生(ほうせい)=巨人=が甲子園で投げる姿にあこがれ、創志学園に進学した。自身も最速150キロを投げるまでに成長した。試合前に長沢監督から「スピードガンで勝負するな、7割(の力加減)で行け」とアドバイスされたため、この日の最速は149キロにとどまったが、伸びしろたっぷりだ。

 岡山県は西日本豪雨で甚大な被害に見舞われ、復旧も道半ばだ。「勝って被災地の方々に喜ばれよう、元気にしようと思って甲子園に来た。まずは1勝を届けられた」とうなずいた。

 昨年10月に父の雅和さんを病気のため45歳の若さで亡くした。「大会が終わったらお墓に行って、あいさつしたい」。さらに勝ち進んで最高の報告をしたい。(上阪正人)

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