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【浪速風】生死の分岐点にも ハザードマップの周知が必要だ(8月9日)

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【浪速風】
生死の分岐点にも ハザードマップの周知が必要だ(8月9日)

豪雨による川の堤防決壊で浸水した倉敷市立真備中(画面右側中央)=8日、岡山県倉敷市真備町地区 豪雨による川の堤防決壊で浸水した倉敷市立真備中(画面右側中央)=8日、岡山県倉敷市真備町地区

 なぜ、これほど甚大な被害になったのか、何が生死を分けたのか-。8日付朝刊に掲載された西日本豪雨に関するアンケートは、被災地で復旧作業などを取材する記者たちが、岡山県倉敷市真備(まび)町の3カ所の避難所で聞き取り調査した。避難行動に注目すべき違いがあった。 ▼ハザードマップ(どの地域に、どの程度の被害が予測されるかを示す地図)を知っていた人は、大雨警報が出る直前から避難を始め、最初の避難指示が発令された時点では8割近くが避難していた。堤防決壊などで浸水した地域は、想定区域図とほぼ同じだったが、問題はハザードマップを知っていた人が半数にとどまることだ。

 ▼どんなに正確な予測をしても、周知されなければ意味がない。ハザードマップに基づいて防災計画を立て、避難訓練を行い、避難路や避難所を目につくように表示しておきたい。災害はいつ起きるかわからないのではなく、いつ起きても不思議ではないと認識すべきだ。

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