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【ミナミ仕事図鑑(5)戎橋交番】尽きぬトラブル 眠らない街を守る 

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【ミナミ仕事図鑑(5)戎橋交番】
尽きぬトラブル 眠らない街を守る 

 国内外からの観光客でごった返す大阪ミナミの戎橋。そのたもとに大阪府警南署の戎橋交番はある。

 日中、交番を訪れる人は絶えない。財布をなくしたカップルや道に迷った観光客。「赤ちゃん連れで入れる店を教えて」と尋ねる女性も。そんなことまでと思う内容もあるが、交番の責任者の一人、地域課課長代理の高橋弘明警部(38)は「困っている人に寄り添うのが警察官。分かる範囲で答えます」と話す。

 外国人観光客の対応が多いのもこの街ならでは。たとえば、精算前の商品を食べて通報されるようなケースもあり、「文化や習慣の違いから日本では犯罪になる可能性もあると、丁寧な説明が必要になる」と高橋さん。英語や中国語を話せる警察官が常時いるわけではないので、簡単な道案内程度はできるように各自が勉強しているという。

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 日が暮れるとネオンが輝き出し、ミナミは観光地から歓楽街の顔に変わる。

 戎橋交番が本当に忙しくなるのは終電後。喧嘩(けんか)などの通報が相次ぎ、現場に駆けつける。夜のトラブル対応が難しいとされるのはほぼ酒が絡んでいるから。酔って話は要領を得ず、攻撃的に向かってくる場合もあれば、やじ馬が集まり騒ぎが大きくなることもある。

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