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【西日本豪雨】警備犬にカメラ装着し倒壊家屋で生存者捜索 警視庁が初導入 

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広島市安芸区矢野東地区で、小型カメラを装着して行方不明者を捜索するウィル号=7月(警視庁提供)
広島市安芸区矢野東地区で、小型カメラを装着して行方不明者を捜索するウィル号=7月(警視庁提供)

 倒壊した家屋のわずかな隙間を通り抜け、内部の様子を鮮明な画像で映し出す-。西日本豪雨で大きな被害が出た広島市安芸区矢野東地区では、災害現場に投入される警備犬の首に音声マイク付きの小型カメラを装着し、行方不明者を捜索するシステムを警視庁が初めて導入した。

 従来は生存者を発見した場合にほえて伝えていたが、新システムではハンドラー(指導役)と呼ばれる警察官のタブレット端末に表示された画像で、詳しい状況が把握できる。マイクで救助に当たる警察官と会話することもできる。

 今回の活動では実際の救助につながらなかったが、土砂が流れ込んだ倒壊家屋に取り残された人がいないことを確認。担当者は「生存者の状況が正確に把握できる」と今後の活用に期待を込める。

 警視庁が広域緊急援助隊と共に被災地に派遣したのは、ウィル号(ジャーマンシェパード、2歳)とアレー号(ラブラドルレトリバー、7歳)の雄2頭。導入が進んでいるベルギーを参考に、今年3月から訓練を重ねてきた。

 警備犬の運用を担当する警視庁警備2課の鶴田勝男課長は「災害現場では犬しか近寄れない場所が多い。訓練を重ね、被災者の発見、救助につなげたい」と話した。

広島市安芸区矢野東地区で、小型カメラを装着して行方不明者を捜索するウィル号=7月(警視庁提供)
広島市安芸区矢野東地区で、小型カメラを装着して行方不明者を捜索するウィル号=7月(警視庁提供)

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