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【西論】原爆の日 国を危うくする理想と現実の逆転

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 核兵器時代の戦争は地上最大の悪となった、と報告は位置づける。そのうえで、憲法の戦争放棄と非武装の精神が「現代戦争の現実認識に最も即した態度」であるとする。

 「理想主義的立場は、戦争が原子力戦争の段階に到達したことによって、同時に高度の現実主義的な意味を帯びるに至った」

 簡単にいえば、戦争放棄と非武装という理想を掲げることこそが、核時代の戦争を避けるための現実的な態度だといっている。

 進歩的知識人は昭和33年には憲法問題研究会を組織して、護憲の立場から発言を続けた。政治やメディアとも連動し、護憲派といわれる分厚い勢力ができた。

 核はおろか憲法改正議論すらタブー視されるような状況が、戦後日本では長く続くことになった。

 この倒錯した状況は終わっていない。現実のわが国の防衛に資する3年前の安全保障関連法の議論のときですら、「戦争法案」などとして反対する声が、野党のみならず知識人や市民から広範囲に起こったことは、記憶に新しい。

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