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無数の焼夷弾、火の海になった町…大阪大空襲体験をイラストや漫画に 堺の元小学校校長「子供らに伝えねば」

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 小学校教諭となってからは、自らの体験を話すことは少なかったが、転機が訪れたのは約40年前。当時勤務していた大阪府松原市の小学校で、児童の母親に戦争体験を語ってもらった際、当時、すでに戦争の話を聞いたことがない児童が多いことに気がついた。「戦争なら自分も経験している。自分の体験を子供たちに伝えなければ」と教え子に話すようになったという。

 選んだ手法はイラスト。漫画家志望で腕には自信があり、自身の経験や両親らに聞いた話をイラストで書き始めた。これまでに、戦時下の子供たちの生活を描いたものや大阪大空襲の体験を描いた2冊を出版。以来、イラストや漫画を描き続け、大阪府内の小中学校などで講演を続けている。

 最近では、祖父母世代も戦後生まれという児童が多く、「あの戦争が昔話になってしまっている」と感じる。だからこそ、当時を知る最後の世代として、伝え続けなければという思いは強い。

 竹村さんは「直接体験した人はますます少なくなってくるが、戦争の悲惨さ、平和の大切さを伝えられる人が育っていくよう、今後もできる限り活動していきたい」と話した。

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