PR

産経WEST 産経WEST

【浪速風】ボクシング連盟・強面会長の開き直り…「健全なる精神」はどこへ(8月6日)

自宅前で取材に応える日本ボクシング連盟の山根明会長=5日
Messenger

 スポーツを賛美するのによく使われる「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」は、古代ローマの風刺詩人ユウェナリスの言葉とされるが、どうも誤って伝わったようだ。詩の原文は「健やかな身体に健やかな魂を願うべきだ」となっており、兼備するのは神に祈るほど難しいのだ。

 ▼「地位が人をつくる」も最近は怪しい。野球評論家の野村克也さんは「4番に据えれば、4番らしい風格や自信がみなぎって、プレーにも好影響を与える」と、ヤクルト監督時代の古田敦也捕手を例に挙げた。だが、スポーツ界で相次ぐ不祥事を見ると、指導者たちはその地位にふさわしくない。

 ▼日本ボクシング連盟の山根明会長は、強面(こわもて)で疑惑を否定するが、開き直りとしか思えない。すべては「身から出た錆(さび)」で、スポーツのイメージダウンもはなはだしい。「公僕」は裏口入学の見返りに便宜を図るし、失言しか話題にならない「選良」もいる。辞書をいろいろ書き直さなければ。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ