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業務でうつ発症と労災認定…北國新聞社員の自殺

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 石川労働者災害補償保険審査官は2日までに、平成30年3月に自殺した北國新聞社社員の近藤洋平さん=当時(25)=について、労災と認めなかった金沢労働基準監督署の処分を取り消し、労災認定した。出向先の販売会社での業務とうつ病発症との因果関係を認めた。

 近藤さんの父雅之さん(54)=石川県白山市=らが同日、金沢市内で記者会見して明らかにした。認定は7月31日付。

 決定書などによると、近藤さんは25年4月に入社し、27年1月~16年1月、販売会社に出向。本社に異動後の28年2月にうつ病を発症し、同3月に金沢市内で自殺した。

 発症前の6カ月間で、2週間以上の連続勤務が5回あり、最長では26日間だった。また、同じ期間中に最大で月に27日間、配達員に代わって深夜に配達することもあった。

 雅之さんは「こういったことが二度と起きないでほしい」と話した。

 北國新聞社グループ広報部は「グループ会社での勤務に起因した精神障害の発病と認定されているとのことであり、誠に遺憾。二度と同じ事態が起きないよう取り組む」とのコメントを出した。

 遺族が29年4月に労災申請。金沢労基署は同11月、労災認定せず遺族補償などを不支給とした。遺族が同12月、審査官に不服を申し立てた。

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