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【西日本豪雨】規定違反し大量放流か…広島のダム、是非検証へ

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 西日本豪雨の際、広島県が管理する野呂川ダム(呉市)で、流入量以上に放流しないよう定めたダム操作に関する県の規定に反し、担当者が大量放流した可能性があることが2日、県への取材で分かった。下流での浸水被害を拡大させた懸念もあり、県は同日付で当時の放流操作の是非などを検証する有識者検討会を設置した。10月までに中間報告をまとめる方針。

 野呂川ダムでは、豪雨被害が起きた7月6日から7日にかけ、周辺河川からダム湖に流れ込む水の量が2度にわたって急増し、貯水容量の限界を超える恐れが出た。

 担当者は流入量以上に放流しないと定めた県のダム操作に関する規定に反して、水があふれ出て堤体などを傷つけないよう、7日午前中に大量放流した。この操作で野呂川の水かさが増え、下流にある呉市安浦町の市街地の浸水被害を増幅させた恐れがあるという。

 県が管理する椋梨(東広島市)、福富(同)の両ダムについても大量放流が被害をもたらした可能性があり、検証対象とする。12月に最終報告を取りまとめる。

 西日本豪雨のダム放流操作を巡っては、愛媛県・肱川上流のダムでも当時の対応が適切だったかが問題視され、国土交通省などが検証している。

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