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京大iPS治験が本格始動 パーキンソン病、世界初

iPS細胞を使ったパーキンソン病の治験の対象患者となるかをチェックする書類
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 人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から神経細胞を作り、パーキンソン病患者の脳内へ移植する京都大チームの治験が1日、本格始動した。

 パーキンソン病でのiPS細胞を利用した治験は世界初。現場の医師が主体となり安全性や有効性を検証する医師主導治験として進め、保険適用を目指す。年内に1例目の移植を計画しており、新たな再生医療として実用化するのか注目される。

 パーキンソン病は脳内で神経伝達物質ドーパミンを出す神経細胞が減り、体のこわばりや手足の震えが起こる難病で、根本的な治療法はない。

 治験は京大病院が京大iPS細胞研究所と連携して実施。計画では、京大が備蓄する、拒絶反応が起きにくい型の他人のiPS細胞から作った神経細胞を脳内に移植し、ドーパミンを出す神経細胞を補う。対象患者は7人で、6人は全国から募集し、1人は京大病院の患者から選ぶ。50~60代で、薬物治療で十分な効き目がなく、5年以上パーキンソン病にかかっていることなどが条件。

 1日から、募集患者の具体的な検討や、患者への治験方針の説明が可能になるという。京大病院はホームページに治験の概要や対象患者となるかをチェックする書類などを公開している。

 観察期間は2年間を想定。脳内に腫瘍ができないか、運動症状や生活機能がどれだけ改善するかを確かめる。

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