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九州北部豪雨被害のJR日田彦山線 沿線市長が維持費負担否定

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九州北部豪雨被害のJR日田彦山線 沿線市長が維持費負担否定

 大分県日田市の原田啓介市長は31日、昨年7月の九州北部の豪雨で寸断された日田彦山線を巡り、JR九州が沿線自治体に復旧後の維持費用の負担を求めていく方針を示したことを受け、負担に応じる考えはないと強調した。自治体などが線路を保有しJRが運行する「上下分離方式」に関しては「最初から(選択肢に)ない」と述べ、JR側の動きをけん制した。

 原田氏は日田市で開いた定例記者会見で、日田彦山線は北九州方面まで結ぶ重要な路線と指摘。「レールを使うことでの、九州への経済効果や貢献を真摯に考えてもらいたい」とJR九州に対し、路線網維持は鉄道会社の責務だと訴えた。一方、復旧費の自治体負担の議論には、柔軟に対応するとの考えを示した。

 日田彦山線は豪雨で被害が大きかった添田(福岡県添田町)-夜明(日田市)で不通が続いている。JR九州によると、不通区間の平成28年度の収支は2億円の赤字。復旧方法や路線維持策などについて、JRと沿線自治体が協議している。

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