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猛暑なのに学校プール中止…水温上昇で熱中症を回避、教委や現場が判断

プールの水温を計る大阪市立新森小路小学校の山本隆教頭。同校では7月23~27日まで予定されていた夏期休業中のプール水泳を禁止した=27日午前、大阪市旭区
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 台風12号による雨から一転して今後も猛暑が予想される中、各地の学校ではプールの使用を中止する動きが広がっている。夏休みのプールは子供の楽しみで、涼を求めるものだが、水温やプールサイドの気温が上がり、子供が熱中症になることを避けるためだ。関西では兵庫県宝塚市が夏休み期間序盤のプール開放の全面中止を決め、大阪市も中止を含めて柔軟に対応するよう各学校に呼びかけ。専門家は「水中では体調変化を自覚しにくい」とプールでの注意点を指摘する。

 「子供たちは楽しみにしていただろうが、大人でも倒れるような暑さ。安全を最優先に考えて判断した」

 今月中旬から連日35度前後の最高気温が続き、市内11小学校で23日から8月2日まで予定していたプール開放を全面中止することを決めた宝塚市教育委員会の担当者は、心苦しそうだ。

 市によると、プール開放の時間帯は午後1~4時で、気温に加えて強い日差しが降り注ぎ、プールサイドはやけどしそうなほどの熱さ。炎天下での登下校も熱中症を招く危険があると判断し、各校やPTAと協議して全市的な中止を20日に決めた。保護者からも賛同する意見が多く寄せられたという。

 約290校の市立小学校を抱える大阪市教委では、中止や延期も含めてプール開放の可否を柔軟に検討するよう、例年以上に徹底して各校に周知。愛知県安(あん)城(じょう)市教委は市立小中学校すべてに今週中のプール使用中止を通知した。

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