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【関西の議論】大人が「自由研究」楽しめます 琵琶湖博物館の新施設、もちろん子供の夏休み宿題にも…

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 標本を見ながらスケッチをする際には、専用のスケッチテーブルが便利。目の前に置いた標本などの資料を、机上のスケッチ用紙上に投影できる描画装置を自由に使い、精緻なスケッチ画を書くことができるコーナーで、連日多くの人が鉛筆を走らせている。同館によると、特に中高年の男性に人気が高いという。

 「触ってはいけないのが普通だが、標本を自由に持ち運べるのがうれしい」「図鑑が一緒に置いてあって調べ物がしやすい」などと利用者の満足度は高い。中には狩猟免許を持っている人が標本を使って、同行者に獲物について説明するなど少し変わったケースもあったという。

研究作業を公開

 いろいろな使い方ができる「おとなのディスカバリー」だが、目玉は奥のスペースに設置されたガラス張りの「オープンラボ」だ。昆虫標本づくりの過程や、ナマズの赤ちゃんを孵化させる様子など、学芸員が行う“裏方作業”をガラス越しにじっくりと観察できる。花粉の化石の数を一つ一つ数えるなど、研究や作業の大変さも伝わってくる。

 学芸員の桝永一宏さん(48)は「博物館に展示されているような『ゴール』(最終的な展示形態)だけでなく、学芸員や研究者だけが知っている展示に至るまでの過程も見てほしい。好きな人にとってはたまらないほど面白い部分で、われわれだけで独占しているのはもったいない」と話し、今後は来館者が作業に参加することなども計画しているという。

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