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鉄道駅ない滋賀県竜王町 バス交通に活路…学生定期半額

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学生以外への補助も

 公共交通機関は近江八幡市、野洲市など隣接市をつなぐ近江鉄道が運営するバスの5路線のみ。町の世帯あたりの自動車保有台数は2・8台(平成28年3月)と全国平均(1・06台)の約2・6倍で「車が町民の移動手段の主役」(同町)となっている。

 一方で、高齢化率は26・4%(6月現在)と高齢化も進み、運転免許の返納者の増加も予測されており、将来に備えた公共交通のあり方の検討を始めていた。

 町は若年層にバスに親しんでもらおうと、高校生へのバス通学定期券の半額補助を今年度に開始。保護者に送迎してもらっている人や自転車利用者などの取り込みを図った。通学定期購入者は今年5月末で53人と、前年同期からほぼ倍増した。

 同町は効果が見込めるとして「学生以外への補助も検討していく」とする。主婦層や高齢者に、日常生活の交通手段としての活用を促す補助策などを検討する方針だ。

 運輸局との研究事業ではこれらの成果も踏まえ、活性化策を考える。西田町長は「専門家の立場から助言をもらいたい」と話す。今年度末までにバス事業者などにヒアリングを行い、町への提案をまとめる。

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