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戦時中に人体実験の疑い 京大に軍医の学位検証要請 731部隊、ペスト研究

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 戦時中に満州で細菌兵器の開発を進めた旧関東軍防疫給水部(731部隊)の軍医将校が書いたペストに関する論文が、人体実験を基にしていた疑いがあるとして、研究者のグループが26日、軍医に医学博士を授与した京都大(旧京都帝大)に経緯の検証を要請した。

 グループによると、この要請に対し、研究倫理を担当する野田亮副学長が「深く受け止める。執行部で対応について検討したい」などと回答したという。

 論文は、京都帝大医学部卒の平沢正欣陸軍軍医少佐(当時)が執筆した「イヌノミのペスト媒介能力に就て」。1945年5月に提出され、戦後の同9月、戦死した少佐に学位が授与された。

 グループは論文中の「特殊実験」と書かれた項目に注目。実験に用いたサルの様子を「頭痛、高熱、食思不振を訴え」と表現しているが、サルは頭痛を訴えられないとしている。サルの種類が書かれていないことや、体温グラフに不可解な点があると指摘。「特殊実験という言葉は当時、人体実験を指していた」と主張している。

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