PR

産経WEST 産経WEST

【衝撃事件の核心】殺人と無罪を分けたのは遺体の落下位置 兵庫の女性転落死事件

Messenger

 暴力を振るわれた後、ビルの5階で口論になり、女性はビル階下の路上で遺体で見つかった-。兵庫県加古川市で平成27年に起きた事件。ビル1階でスナック経営の女性=当時(32)=の背中を蹴った後、5階から転落させて殺害したなどとして、交際相手だった男(53)が殺人や暴行などの罪で起訴された。大阪高裁は7月5日の控訴審判決で、暴行罪などを有罪としたが、1審神戸地裁姫路支部に続いて殺人罪は無罪とした。女性が死亡する直前に男に暴行されていたことが認められながら、なぜ殺人罪は無罪となったのか。

スナック客が途切れず…暴行

 控訴審の判決文などによると、2人は知人の紹介で知り合い、平成27年5月ごろには交際を始めた。事件が起こったのはその4カ月後の9月22日だった。

 兵庫県加古川市のJR東加古川駅近くの繁華街。女性の経営するスナックは5階に入居していた。その日は、男の家に女性が行くことになっており、男は午前1時過ぎに女性のスナックを訪れた。

 だが、来店客が続いていた。男は女性との時間が取れなくなったと考え、店を後にする。その際、1階エレベーターホールで男は見送りに出てきた女性に暴力を働いた。

 しばらくして、男は午前2時45分ごろ、スナックのあったビル5階に戻る。そこで女性と再び口論になり、直後に、女性は5階通路から転落死した。

 捜査段階では、男が女性をビルの1階で暴行しているのを目撃されていたとされる。また、同じ年の8月、男は電話で「蹴り回したろか」「くそー、殺してもうたろかほんま」などと女性を脅していたという。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ