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「糖尿病」ネット経由で遠隔予防…社員に血糖値測定器つけ実証実験 日生

被験者の腕に着けた血糖値の測定器(右上)。通信端末を近づけると画面に数値が表示される=大阪市
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 日本生命保険は、情報通信技術(ICT)を活用して糖尿病の発症や重症化を予防するシステムの実証実験を始めた。社員の体に血糖値の測定器を着け、病院に行かなくても専門医などによる生活習慣の改善指導が受けられる仕組み。2020年ごろまでの実用化を目指す。

 企業の健康保険組合では、糖尿病の医療費負担が重く、運営上の課題になっていることが多い。こうした健保にシステムを外販し、健康寿命の延伸や医療費の削減につなげたい考え。

 実証実験は、日生の社員35人を対象に6月中旬から始めた。腕に血糖値の測定器を着け、食事の前後などの数値を日本生命病院(大阪市)にインターネット経由で送信する。体脂肪率や血圧、運動量なども毎日測定するほか、被験者は毎日の食事をスマートフォンで撮影して送信する。

 データは医師や保健師が確認してテレビ電話などで生活習慣の改善を促し、糖尿病と関わりが深いとされる「空腹時血糖値」などの減少を目指す。約3カ月実施する。

 笠山宗正院長は「初期症状は自覚がなく、脳梗塞などの合併症にもつながりやすい。予防できる人は多いので早く実用化したい」と話している。

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