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【浪速風】しばし猛暑忘れて、火星大接近を楽しもう(7月24日)

火星(左)と天の川=7月15日、金沢市
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 1877年、イタリアのミラノ天文台長だったジョバンニ・スキャパレリは、地球に大接近した火星を屈折望遠鏡で観測して、表面に線状の模様を発見した。彼は「溝」と呼んだが、英語では「運河」と翻訳されたことから、人工的な構造物で知的生命体がいるのではと想像がふくらんだ。

 ▼「SFの父」と呼ばれるH・G・ウェルズは「宇宙戦争」で、タコのような姿をした火星人を登場させた。1938年10月の夜、米CBSラジオが突然、番組を中断して臨時ニュースを流した。「宇宙戦争」をラジオドラマ化したものだったが、聴いていた人たちは火星人が襲来したと信じてパニックに陥った。

 ▼米国の宇宙開発ベンチャー企業は、火星旅行と将来の移住を計画している。これほど宇宙への興味をかきたてる星はない。31日に15年ぶりに大接近する。地球から5759万キロ。南東の夜空にひときわ大きく、赤く輝く。猛暑の中で一服の涼を感じさせてくれるだろう。

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