PR

産経WEST 産経WEST

【東京五輪への道】負けず嫌いの腹筋女王 女子マラソン松田瑞生 深夜まで鍛錬

Messenger

 2020年8月2日の早朝、東京五輪の女子マラソンのスタートを告げる号砲が鳴る。その舞台で表彰台を狙っているのが松田瑞生(23)=ダイハツ=だ。武器は、鍛えに鍛えた肉体と無類の勝負強さ。今年1月の大阪国際女子マラソンでは、マラソン初挑戦ながら自信に満ちたレース運びで優勝した。「あそこまで自分を追い込める人間は見たことがない。勝負に対する執念は桁外れ」。大阪薫英女学院高(大阪府摂津市)の安田功監督(56)は、がむしゃらに1番を目指してきた教え子に期待を寄せる。(坂井朝彦)

初マラソンの大阪国際女子で優勝した松田瑞生。一躍、東京五輪代表の有力候補となった(寺口純平撮影)
初マラソンの大阪国際女子で優勝した松田瑞生。一躍、東京五輪代表の有力候補となった(寺口純平撮影)

高橋尚子さんへのあこがれ

 薫英は全国高校駅伝に12年連続で出場し、うち2度は優勝した名門だ。だが、安田監督の指導方針は「卒業してから活躍できる選手づくり」。学校の土のトラックは1周200メートルほどしかなく、ジョギングを中心とした練習量は他の強豪校よりも少ない。オーバーワークで思うような成績を残せなかった、自身の選手時代の教訓からだ。

 2000年シドニー五輪女子マラソンで金メダルに輝いた高橋尚子さんへの憧れもあり、中学2年から陸上部に所属していた松田。「駅伝で全国で走りたいならここしかない」と聞き、薫英に進学した。だが練習方針については「知らなかったんです」という。

 同学年で力が突出していた松田はマラソンで輝く自分の姿を思い描き、自主練習にも力を入れた。実家近くのジムに「練習量が物足りなかったから、監督に内緒で通っていた」。明らかに睡眠不足で学校に来るためばれてしまったが、それでも深夜まで鍛錬を怠らなかった。

続きを読む

関連ニュース

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ