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【西日本豪雨】「井戸水有ります」…断水地域、井戸が支える 情報交換の場にも

広島県呉市天応地区のガードレールに張られた手書きの段ボール=12日
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 西日本豪雨の影響で断水が続く地域では、井戸水が住民やボランティアを支えている。岡山県倉敷市真備町地区では被災した呉服店が提供。広島県呉市天応地区では、災害に備えて近所の人が掘った井戸が役立った。水を求めて多くの人が集い、貴重な情報交換の場にもなっている。

 真備町の神原呉服店。長女、神原咲子さん(40)は被災後、すぐに井戸を開放した。大学で災害看護学を教える神原さんは「公的機関が手いっぱいな中で、私たちにも何かできればと思った」と語る。

 井戸は近隣住民だけでなく、ボランティアの間にも口コミで広がった。香川県小豆島町から支援活動に入った小泉敦さん(35)は、泥だらけのスコップや長靴を井戸水で洗い、「遠慮なく使えるのでありがたい」と笑顔を見せた。

 夕方になると作業を終えた人々が店に集う。店では、車中泊をするボランティアのため、井戸水を使った風呂も用意。神原さんの父、和良さん(70)は「被災地はボランティアにとっても過酷な場所。長く続けてもらうためにも、支援を続けたい」と話した。

 「井戸水有ります。雑用水にお使いください」。12日、甚大な被害を受けた呉市天応地区のガードレールに手書きの段ボールが張られていた。張ったのは近くに住む男性(63)。「以前も断水に苦しんだことがあり、井戸を掘っておこうと思った」。飲料には適さないがトイレ用などに使ってほしいと話す。

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