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【西日本豪雨】「ペットも家族」広がる支援の輪 獣医が避難所で健診

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 14歳のオスの飼い犬、ポップを診てもらった地元の女性(70)は、愛犬とともに知人宅で避難生活を送る。「普段と違って犬がイライラしている。子供と同じくらい大切な存在なので、診察してもらえて安心した」と笑顔を見せた。

 被災者からペットの相談を受けている市保健所によると、「一時的に預かってくれる場所はないか」という問い合わせが寄せられている。そのやめ、一時預かりができる動物病院やペットショップを保健所のホームページで公開し、紹介しているという。

 ただ、受け入れ可能な頭数が限られており、担当者は「長期的にあずかれる施設が必要だが、すでに避難所として利用されている場合もあり、確保は容易ではない」と打ち明ける。

 町内の避難所では、2つの小学校がペット連れの避難者に対応。岡田小では、複数の教室にペットが入ったケージを置いてもらい、そばで寝泊まりしている飼い主もいる。

 21日には、同市玉島陶(たましますえ)の穂井田(ほいだ)小の体育館にペット連れ専用の避難所が開設。8世帯20人と犬9頭が生活を始めた。

 一方、仮設住宅に入居するため、手放す選択をした被災者もいる。

 岡田小で愛犬2頭と一緒に避難生活を送る60代の夫婦は、大学受験を控える次女の精神的な負担を減らすため、自宅近くのペットが飼えない仮設住宅に移ることにした。

 里親を探すため動物保護団体に引き渡すことを検討しているといい、夫婦は「辛いけど人間の生活を優先させるには仕方がない」と表情を曇らせていた。

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