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【西日本豪雨】自分だけは大丈夫…避難行動の遅れ背景に「正常性バイアス」 

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 「被害に巻き込まれることが予想される事態に直面しても、人は日常生活の延長上と認識してしまいがち。都合の悪い情報を見過ごすなど、『自分だけは大丈夫』と思い込んでしまう傾向がある」

 災害時の心理に詳しい東京女子大の広瀬弘忠名誉教授(災害リスク学)は、避難遅れの一因に、そういった「正常性バイアス」という人間の心理的特性があった可能性を指摘する。

 実際、真備町の避難所で避難生活を送る85歳の女性は、「避難勧告などが出ていたのはテレビを見て知っていたが、大丈夫だろうと思っていた」と振り返る。

過去にも被害拡大

 正常性バイアスが原因で被害が拡大したとみられる事例は、過去にも起きている。広瀬名誉教授によると、2003年2月に韓国・大邱(テグ)で192人が死亡した地下鉄放火事件では、車両内に煙が充満していたにもかかわらず、その場にとどまり、犠牲になった乗客が多かったとされる。

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