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名古屋城の木造復元計画、月内提出 名古屋市 10月許可ずれ込みも

復元作業が終わり、6月8日の一般公開を前に報道関係者に公開された名古屋城本丸御殿の玄関。中央部に丸みをもたせた唐破風。左後ろは名古屋城天守=6月4日午後、名古屋城本丸御殿(酒巻俊介撮影)
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 名古屋市は19日、名古屋城の木造復元の手法を議論する有識者会議「天守閣部会」を市内で開き、基本計画を月内に策定し、文化庁に提出する方針を説明した。10月に事業の許可を受けたい意向だが、石垣保全を巡り専門家から慎重な意見が示されており、来年5月にずれ込む可能性もある。

 部会では冒頭、河村たかし市長が「千年続く宝にしようという市民の気持ちは強い。復元を実現してほしい」と訴えた。市側は防災、避難の計画や石垣の保全方法を説明。専門家からは工事中の石垣の保全対策を検討するよう求める意見などが出たが、基本計画案を了承した。

 一方、13日に開かれた有識者会議「石垣部会」では、別の専門家から石垣の保全より天守閣の復元が優先されており「現状の計画には承服できない」との意見が相次いだ。文化庁は事業許可の前提として専門家の理解が重要との認識を示している。

 市は今年10月に許可を受けられなかった場合、工程を見直す考えだが、平成34(2022)年末の完成目標は維持している。

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