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【西日本豪雨】キュウリ1・5倍、青ネギ1・4倍 猛暑追い打ち高騰懸念…農林水産の被害544億円 

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 「愛媛ミカン発祥の地」として知られる同町では、海沿いの急傾斜地の至るところで土砂崩れが発生。農地自体が崩落しているところもあり、JAえひめ南(同市)の担当者は「まだ被害の全容はつかめていない」と話す。秋の出荷期に供給量が大きく低下するとみられるが、県の担当者は「柑橘類は木がやられてしまうと実を付けるまでに何年もかかってしまう」と影響の長期化も懸念する。

岡山のモモ、真備のブドウ…被害深刻

 高知県では青ネギなどの野菜類のほか、ユズの産地も大きな被害を受けた。JA土佐あき(同県安芸市)の担当者は「ユズの木が傷んだ可能性があり、今は異常なく見えても、10~12月の出荷時期までに影響が出るかもしれない」。

 岡山特産のモモは今が出回りの時期。出荷最盛期(7月中旬)の直前を襲った豪雨に、品質の劣化や糖度低下などの影響が懸念される。特産のブドウも甚大な被害を受け、県によると、県内のブドウ畑の被害面積は約8ヘクタールで、4割近くを広範囲が浸水した倉敷市真備(まび)町地区が占めるという。

 農林水産省によると、今回の豪雨による農林水産関係の被害額は、18日時点の集計で35道府県で計543億8千万円。同省は「確認が進むにつれ、さらに被害額は積み上がっていくと予想される」としている。

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