PR

産経WEST 産経WEST

実刑判決、不満そうに顔ゆがめ 脱税事件で工藤会トップ

Messenger

 無罪主張を退ける判決主文を粛々と読み上げた裁判長を、工藤会の支配者は身じろぎもせず見つめた。野村悟被告(71)は18日、脱税事件で実刑を言い渡された後、真一文字に結んだ口を緩めず、証言台から弁護人の前の座席に戻り腰を下ろした。判決理由の朗読中、下を向いたまま首をかしげたり、不満そうに顔をゆがめたりしていた。

傍聴席にらみ、弁護士に「ひどいですね」

 白髪で少しやつれた雰囲気の野村被告は、濃紺のスーツに白いワイシャツ姿。入廷時、福岡県警の幹部らがいる傍聴席へ、にらみつけるような鋭い視線を送った。金庫番とされる山中政吉(67)被告には、すれ違いざまに何かをささやく一幕もあった。閉廷後、弁護士には「ひどいですね」とつぶやいたという。

 ある福岡県警幹部は「上納金の分配状況に捜査のメスを入れた。福岡方式の捜査を積極的に適用し、資金源の遮断につなげたい」と手応えを実感。一方で「この判決を機に、工藤会が警察や証人を攻撃することもあり得る」とも語り、対策強化へ気を引き締めた。

刃物持ち込み防ぐため金属探知機で身体検査

 福岡地裁にはこの日、10席分の傍聴券を求め、約150人が列を作った。県警は、周りに10人以上の警察官を配置。法廷では昨年10月の初公判と同様に、工藤会関係者らが刃物などの危険物を持ち込むことを防ぐため、傍聴者に対して金属探知機による身体検査が行われた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ