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【西日本豪雨】窒息・溺死が7割超 岡山、浸水の影響際立つ

西日本豪雨の影響で大規模な土砂崩れに襲われ、捜索が行われた広島県熊野町の団地「大原ハイツ」=(恵守乾撮影)
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 西日本豪雨で亡くなった人の死因のうち、窒息死と溺死が7割以上を占めることが18日、各県や警察への取材で分かった。土石流や崖崩れなど土砂災害が多かった広島県では窒息死が約半数なのに対し、岡山県は溺死が大半で、倉敷市真備町地区の大規模な浸水被害の影響が際立っている。広域豪雨被害の地域ごとの違いが浮き彫りになった。

自力避難難しく、自治体の情報が十分伝わらず、犠牲に

 死者223人(警察庁まとめ)の内訳は窒息死が83人、溺死は岡山県以外が23人。岡山県は具体的な人数を明らかにしていないが、死者61人の約9割が溺死としており、全体の7割以上に当たる約160人が両死因となる。外傷性ショック死(13人)、圧死(11人)が続いた。

 県別でみると、死者が最も多い広島県は65人の窒息死が最多。広島市や呉市、坂町などで多数の土砂災害が発生し、土砂で生き埋めになったとみられる。次いで溺死と外傷性ショック死がそれぞれ8人、圧死が7人だった。外傷性の死因が目立ち、多発性外傷や脳挫傷が死因となった犠牲者もいた。

 岡山県は、川の堤防が決壊し、4千棟以上が浸水する被害を受けた倉敷市真備町地区での死者が大多数。県警関係者によると、溺死が約9割に上り、残り1割の人は水を飲んだことで他の病気を併発したという。

 広島に次いで土砂崩れが多く発生した愛媛県は、11人の窒息死が最多。西予市や大洲市では川が氾濫して浸水被害も起き、2番目は9人の溺死だった。外傷性ショック死も4人いた。

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