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【関西の議論】「たま駅長」死んでも人気…中国、米など世界から支持 

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廃線危機を救った猫

 「たま」の母猫は捨て猫で、貴志駅の隣の売店で飼われるうち、「たま」が生まれた。同電鉄はもともと南海電鉄貴志川線として運営されていたが、年間5億円の赤字を出し続け廃線の危機に。18年に和歌山電鉄に移管され、同駅は無人駅となった。

 そんな中、小嶋社長のアイデアで「たま」は駅長に。初めから集客を狙ったわけではなかったが、「たま」は地元の子供たちに愛され、毎日電車に乗って会いに来る乗客もいた。その愛らしい姿を見ようと観光客も増え、南海時代の最終年に約192万人だった年間利用客数は、約220万人に増加。功績が認められた「たま」はスーパー駅長、ウルトラ駅長へと昇格した。

 現在も、たまを後継した「ニタマ」がスーパー駅長、「よんたま」が駅長を務め人気だ。山木さんは「『たま』は亡くなってから3年たった今でも貢献してくれている。和歌山電鉄にとってまさしく神様です」と話す。

     

 「たま」のような動物駅長は現在、広島県のJR芸備線志和口駅の猫「りょうま駅長」や、山形県の山形鉄道宮内駅のウサギ「もっちぃ駅長」など全国各地に誕生し、観光客を集めている。関西大の宮本勝浩名誉教授によると、「たま」による和歌山県内の経済効果は、駅長に就任した平成19年1年間だけで約11億円になるという。

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