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【西日本豪雨】広島市安芸区 避難所運営、人手不足が深刻 仮住宅、応募も検討

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【西日本豪雨】
広島市安芸区 避難所運営、人手不足が深刻 仮住宅、応募も検討

猛暑の中、医師らに健康状態を確認される避難住民=広島市安芸区の市立矢野南小 猛暑の中、医師らに健康状態を確認される避難住民=広島市安芸区の市立矢野南小

 広島市安芸区の市立矢野南小学校の避難所では約60人が生活している。

 妻や娘と身を寄せた安芸区矢野東の無職、池田茂信さん(74)は、自宅に丸太3本が土砂とともに流入。さらに押し流されてきた車も玄関脇の和室に飛び込んできたという。

 被災後も、近所でトラックの荷台と岩に足を挟まれた男性を救出するなど、近所の住民らと協力して支援活動を続けた。

 避難所生活については「物資もよく届いている。暑くても寝られるだけでもありがたい」と感謝する一方、「(自宅の)土砂のかき出しがなかなか進まない。無償提供の仮住宅への応募も考えている」と話す。

 7日に妻らと避難してきたという矢野東の会社員、上田盛男さん(72)は「自宅は大丈夫だったが、今後雨が降るたびに今回の記憶がよみがえる」と恐怖体験を振り返る。

 この避難所では、避難者数はピーク時(7日)の約500人よりは減ったが、今も市職員や保健師らが交代で常駐。被災者からの相談に応じ、弁当や飲料水、トイレットペーパーといった生活用品の支給にも気を配る。

 猛暑による熱中症が心配されるため、避難所にはクーラーや扇風機を約30台配備。広島市民病院の医師らが巡回し、健康状態に異変がないか確かめている。

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