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試験艦「あすか」と掃海艇「すがしま」 島根県内へ相次ぎ寄港 

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試験艦「あすか」と掃海艇「すがしま」 島根県内へ相次ぎ寄港 

試験艦「あすか」 試験艦「あすか」

 海上自衛隊の試験艦「あすか」と掃海艇「すがしま」が、相次いで島根県内に寄港し、それぞれ艦艇内が一般公開された。両艦艇には、家族連れやミリタリーマニアらが詰めかけ、さまざまな装備を目の当たりにしたり、乗り組む隊員らから説明を受けたりして、興味深いひとときを過ごしていた。

 あすかは全長151メートル、基準排水量4250トン。海自で装備予定の試作品などをテストするのが主な任務で、船体は護衛艦並みの大きさ。平成7年に就役し、これまでに射撃指揮装置や水上艦ソナー、対潜水艦ロケット、対潜水艦用魚雷などの試験がこの艦で行われた。また、平成23年に発生した東日本大震災の際は、岩手県の大船渡市や陸前高田市、宮城県気仙沼市での支援活動に従事した。

 浜田市の浜田港・長浜埠頭で6月30日と7月1日の2日間、公開された。島根県内への寄港は初めて。2日間の来場者数は約1300人。

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 すがしまは全長54メートル、基準排水量は510トンと、あすかに比べるとかなり小ぶり。第二次大戦中に敷設された機雷の処理が主任務。このため、磁気機雷を感応させないよう木造の船体とし、艇内装備にも磁気機雷や音響機雷の対策が施されている。

 海自の掃海技術は世界屈指の高さとされるが、湾岸戦争終了後の1991(平成3)年にペルシャ湾へ部隊を派遣した際、装備面で各国海軍に大きく劣っていることに気づかされ、建造されたのがすがしま型だという。舞鶴地方隊(京都府舞鶴市)の所属で、平成11年の就役。秋田県から島根県までの日本海岸が担当海域となる。

 出雲市の出雲河下港でこちらも30、1日の両日に公開され、約千人が訪れた。県内へは、昨年12月の西郷港(隠岐の島町)以来の寄港だという。

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