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【西日本豪雨】ボランティア偏在の懸念も 受け入れ調整の動き、専門家「長期支援を」

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【西日本豪雨】
ボランティア偏在の懸念も 受け入れ調整の動き、専門家「長期支援を」

土砂崩れ現場で捜索するボランティアら=11日、広島市安芸区矢野東 土砂崩れ現場で捜索するボランティアら=11日、広島市安芸区矢野東

広域の人員調整を

 教訓をもとに、内閣府は今回、「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」などと連携し、ボランティアらの受け入れを広域的に調整する「全国情報共有会議」を設立、被災地をインターネットでつなぎ、NPOやボランティア団体が効果的な支援活動ができるよう、必要な支援内容を横断的に共有する。17日には協議会が初会合を開き、各地のボランティアセンターとも連携して復旧状況に応じた人数調整にも生かす見通しだ。

 大きな被害を受けた広島県でも11日に「西日本豪雨災害支援ひろしまネットワーク会議」の会合を開催。被災者の生活再建や復興に向け、各団体の垣根を越えた連携を始めている。

 この連携は一過性のものにしてはならない。JVOADの栗田暢之代表理事(53)は「南海トラフなどに備え、普段から自治体と社協、ボランティア団体などの連携を深めておくことが重要」と指摘。兵庫県の外郭団体「ひょうごボランタリープラザ」の高橋守雄所長(69)は「ボランティアは焦らずに長期的な支援を考えて」と呼びかけた。

(井上浩平)

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