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【西日本豪雨】「早く友達に会いたい」…猛暑の被災地、疲れと不安

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【西日本豪雨】
「早く友達に会いたい」…猛暑の被災地、疲れと不安

岡山県倉敷市真備町地区の避難所で過ごす人たち=13日午後7時27分 岡山県倉敷市真備町地区の避難所で過ごす人たち=13日午後7時27分

 慣れない避難生活を送る子供たちに疲労の色がにじむ。「早く友達に会いたい」。西日本豪雨から1週間の13日、被災地の中には35度を超える猛暑日となった地域も。うだるような暑さの中、高齢者の間には「先が見えない」と生活や健康への不安が広がった。

 甚大な被害を受けた岡山、広島、愛媛各県の小中学校では13日現在、計約150校で休校が続く。広範囲で浸水した岡山県倉敷市真備町地区で約180人が避難生活を送る園小では、小学5年の平松大幸君(10)が「電灯がついているから眠れない」と疲れた様子で話した。

 真備町地区では校舎の2階まで泥水に漬かった学校もあり、小中8校は再開のめどが立たないまま実質的な夏休みに入った。岡田小の避難所では、支援物資のジュース配布に40人以上の子供が列をつくった。冷たい飲み物に「すっきりした」「幸せ」と笑顔。弟らと寝泊まりする中学1年の岡田麗歩さん(12)は「避難所は他人と一緒だから気を使う」と語り、「今後のことは分からない」と顔を曇らせた。

 倉敷市教育委員会によると、教職員が避難所を回って子供たちの状況把握に努めているが「安否確認さえままならず、児童生徒の心のケアにまで手が回っていないのが実情」という。

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