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【西日本豪雨】延べ25万4千戸で停電も全域で解消…復旧難航で電力大手4社が応援

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【西日本豪雨】
延べ25万4千戸で停電も全域で解消…復旧難航で電力大手4社が応援

高圧発電機車で応急的に電気を送る関西電力の応援部隊=11日、広島県三原市(関西電力提供) 高圧発電機車で応急的に電気を送る関西電力の応援部隊=11日、広島県三原市(関西電力提供)

 西日本豪雨により中国電力管内と四国電力管内で発生した延べ約25万4千戸の停電が13日、全域で解消した。道路が寸断された一部の地域や浸水に見舞われた変電所では復旧作業が難航したが、他の電力会社の応援もあり、1週間での復旧にこぎつけた。

 停電は一般的に、電線が切れたり、電柱が倒れたりすることで発生するケースが多い。西日本豪雨では停電の範囲が広範囲に及んだうえ、土砂崩れや道路の寸断によって立ち入りができなくなった地域があり、現場への駆けつけが困難で、作業は一時難航した。

 中国電の管内では延べ約19万3千戸が停電した。最も深刻な被害を受けたのが広島県三原市の沼田西変電所だった。中国電によると、近くの河川が氾濫して変電所が浸水し、最大1万1千戸に一時送電できなくなった。

 中国電は電力各社に対し、平成3年の台風災害以来となる応援派遣を要請。関西、九州、中部、北陸の4社が作業員341人と高圧発電機車63台を派遣し、応急的に電気を送った。

 中国電は13日に被災機器の交換を終え、変電所からの送電を再開した。中国電は順次、応援態勢を解消する方針だ。

 一方、延べ約6万1千戸が停電した四国電の管内では、11日に全域で復旧が完了。道路が寸断された高知県安芸市や大豊町の山間部の約100戸で復旧作業が遅れたが、小型のポータブル発電機をヘリコプターで運搬するなどして対処した。

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