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【西日本豪雨】22河川で堤防決壊…岡山、広島に集中、水位上昇の氾濫163

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【西日本豪雨】
22河川で堤防決壊…岡山、広島に集中、水位上昇の氾濫163

うだるような暑さの中、広島県熊野町の土砂崩れ現場で土砂の撤去作業をする消防隊員=13日午後2時9分 うだるような暑さの中、広島県熊野町の土砂崩れ現場で土砂の撤去作業をする消防隊員=13日午後2時9分

 西日本を中心とした豪雨の影響で、国や県が管理する22河川で堤防が決壊したことが13日、国土交通省の3日以降の被害まとめで分かった。岡山、広島両県に集中しており、浸水は甚大な人的被害につながった。水位上昇による氾濫は北海道や九州を含め163河川に上った。

 国管理で唯一決壊したのは、岡山県倉敷市を流れる小田川。都道府県管理では岡山、広島両県で各10河川が決壊、最も多かった。その他は山口県の1河川だった。

 小田川は左岸の2カ所で堤防が決壊、それぞれ50メートルと100メートルにわたって切れた。近くの高馬川も決壊し、流域の倉敷市真備町地区(人口約2万2千人、約8900世帯)では最大約5千世帯が浸水。地区の約3割の約1200ヘクタールが水に漬かり、死者は50人に上った。

 小田川は同地区を流れる高梁川の支流。水位が高まった川が支流の流れをせき止める「バックウオーター(背水)現象」が起こり、決壊したとみられている。倉敷市では小田川以外の3支流でも決壊が確認され、支流の一つである末政川では計3カ所で堤防が切れた。

 広島県三原市では沼田川が氾濫したほか、支流の5河川が決壊。市によると、周辺地域で約180戸が床上・床下浸水した。冠水により住宅で溺れ、犠牲となった住民も出た。

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