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【西日本豪雨】最も多雨の10日間…過去の災害と比較しても際立つ雨量 気象庁

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【西日本豪雨】
最も多雨の10日間…過去の災害と比較しても際立つ雨量 気象庁

水に漬かった岡山県倉敷市真備町地区。手前は決壊した堤防=8日 水に漬かった岡山県倉敷市真備町地区。手前は決壊した堤防=8日

 気象庁は13日、昭和57年1月以降の各月上、中、下旬の全国総降水量を比較した結果、西日本豪雨が含まれる今月上旬(1~10日)が19万5520・5ミリで最も多かったと発表した。全国902のアメダス観測点の数値を比べた。平均値は216・8ミリだった。

 台風が四国などで大雨を降らせた平成26年8月上旬は16万3460・5ミリ、関東・東北豪雨を含む27年9月上旬は12万4330・5ミリ、九州北部の豪雨を含む昨年7月上旬は8万6311・5ミリで、西日本豪雨の雨量が際立った。

 これまでの最多は前線や台風の影響で各地で大雨が降った昭和60年6月下旬の18万5915・0ミリだった。

 気象庁によると、今月5~8日は、太平洋や東シナ海から多量の水蒸気を含む空気が西日本に流れ込んで合流。オホーツク海高気圧から冷たい空気が南下し、本州付近に停滞していた梅雨前線の南と北で温度差が開いた。大気の状態が不安定になり、大雨になった。

 連続発生した積乱雲が風に吹かれて連なり、同じ場所に長時間、大雨を降らせる「線状降水帯」も、広島県など一部の地域で形成されたという。

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