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強盗殺人の逆転無罪を破棄…最高裁、高裁に差し戻し

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強盗殺人の逆転無罪を破棄…最高裁、高裁に差し戻し

 鳥取県米子市のホテルで支配人を襲って殺害したとして強盗殺人などの罪に問われ、一審の裁判員裁判で懲役18年の判決を受け、二審で逆転無罪となった元従業員、石田美実被告(61)=米子市=の上告審判決で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は13日、二審判決を破棄し、審理を広島高裁に差し戻した。

 最高裁によると、裁判員裁判の有罪判決が二審で全面無罪となったケースは計15件あり、上告審で二審の全面無罪が破棄されるのは初めて。残る14件は無罪が確定している。

 被告は平成21年9月、ホテルの事務所で支配人の男性の頭を壁にぶつけるなどして現金を奪い、暴行が原因の多臓器不全で27年9月に死亡させたとして起訴された。

 一審鳥取地裁の裁判員裁判判決は28年7月、殺人と窃盗罪に当たると判断、懲役18年を言い渡した。昨年3月の二審広島高裁松江支部判決は、ホテルの別の従業員らが犯人である可能性が否定できないなどとして無罪を言い渡した。

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