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青春の「思い出」、真空管スピーカーで楽しむ―レコードコンサート復活 大阪・貝塚「懐音さろん」

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青春の「思い出」、真空管スピーカーで楽しむ―レコードコンサート復活 大阪・貝塚「懐音さろん」

毎回、中高年のファンが集まる「懐音さろん」 毎回、中高年のファンが集まる「懐音さろん」

 参加者がレコードやCDを持ち寄り、お気に入りの曲を、手作りの真空管スピーカーで楽しむ「コンサート」が、大阪府貝塚市民文化会館(コスモスシアター、貝塚市畠中)で毎月1回開かれている。名付けて「懐音(かいおん)さろん」。機材持ち込みから司会進行まで、中高年の有志らが自主運営するスタイルで、参加者は懐かしい音楽に自らの思い出を重ね、音の世界に浸っている。今月は13日午後1時から開かれる。

 クラシックやポップス、ジャズ、歌謡曲…。5月18日、会場の同会館大ホール・ホワイエは3時間にわたって、懐かしい「昭和の音楽」に包まれた。参加した60~80歳代の中高年約30人は、目を閉じてじっと耳を傾けたり、体で静かにリズムを刻んだり、さまざまに楽しんでいた。

 懐音さろんは今年4月にスタートしたばかりだが、ルーツは同会館のレコード鑑賞イベント「アナログの刻(とき)~懐音再生」が始まった平成19年5月にさかのぼる。27年には市民の持ち込み企画として、同様のスタイルで音楽にまつわる人々の記憶にも焦点を当てる参加型の「音サロン・フォー~あなた」も始まり、「音楽をさかなに井戸端会議ができる」などと熱心なファンに支えられた。

 しかし昨年3月、懐音再生が終わり、同11月には音サロン・フォーも終了。これを惜しむ利用者からは「心を慰めてくれる催しを終わらせるのは残念」と続行を望む声があがった。

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