産経WEST

【西日本豪雨】「やばい」と最後の電話、高3不明 「どこかにいる」ツイッター呼び掛けで同級生捜索

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【西日本豪雨】
「やばい」と最後の電話、高3不明 「どこかにいる」ツイッター呼び掛けで同級生捜索

広島市安芸区矢野東で行方不明になった植木将太朗さんの行方を捜す母親(右から2人目)=12日 広島市安芸区矢野東で行方不明になった植木将太朗さんの行方を捜す母親(右から2人目)=12日

 「あの子のことだから、どこかで生きている」。西日本豪雨で、広島市安芸区矢野東の自宅で土砂崩れに巻き込まれたとみられる高校3年生の植木将太朗さん(18)の母親(45)は、そう信じている。ツイッターの呼び掛けに応じた植木さんの同級生や近所の人たちも加わり、懸命の捜索が続いている。

 6日夜、自宅にいたのは植木さんだけだった。母親は仕事から車で帰る途中、豪雨を心配し「1人でいると危ないから近所のおじいちゃんの家に避難して」と電話で伝えたが、「2階だから大丈夫」と切られた。その後、逃げようと思ったのか、家の外に出て電話を折り返してきた。

 そのとき、植木さんは「やばい」と声を張り上げた後、音信が途絶えた。母親は「携帯電話を水たまりに落とした」と思ったが、連絡が取れなくなった。自宅は土砂に流されていた。

 7日、母親は知人と自宅周辺から捜索を始めた。各地で道路が寸断され、渋滞も発生し、警察や消防の到着が遅れていた。知人がツイッターで呼び掛けたところ、植木さんと同じ高校の生徒や、近所の住人らが集まった。一時は数百人のボランティアが土砂崩れ現場を埋め尽くした。

▼【西日本豪雨】巨石が転がり団地は残骸に 不明の父探す男性「孫の姿見せたかった」

続きを読む

関連トピックス

「産経WEST」のランキング