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【関西の議論】「ラスカル」どころか害獣 近畿でエスカレートするアライグマ被害

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【関西の議論】
「ラスカル」どころか害獣 近畿でエスカレートするアライグマ被害

市街地に現れたアライグマを追いかける警察官=平成27年12月、大阪市北区 市街地に現れたアライグマを追いかける警察官=平成27年12月、大阪市北区

 環境省や全国の自治体はあわてて捕獲に乗り出しているが、大阪府動物愛護畜産課野生動物グループは「アライグマを減らすには、年間増加数の何倍もの個体を捕獲する必要があるが、まったく追いついていない。今後は、さらなる爆発的な増加も予想される」と警戒感を強めている。

近畿が全国の半数

 野生化したアライグマによって深刻な影響を受けているのが農作物だ。トウモロコシやスイカ、イチゴなど甘い野菜や果物が狙われ、収穫期の成熟した作物を好んで食べる。

 例えば、スイカは皮に穴を開けたうえで、中身を手できれいにくり抜いて食べてしまう。トウモロコシの場合は、皮と芯を残して実の部分だけを食べるという。

 大阪府では28年度で過去最悪の約3千万円もの農業被害が報告され、10年前の約5倍に増えた。兵庫県でも28年度は約5900万円もの被害があった。害獣ではイノシシ、シカに次ぐ3位になった。近畿2府4県では全国の被害額の半数近くを占めており、野生アライグマの“被害”は深刻化している。

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